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おじんのつぶやき



  39.真っ当な知見のシェア-3(17.12.10)

 今度は保守の立場から様々な事象を論じる京都大学名誉教授の佐伯啓思氏の知見である。
 私は、「新自由主義」についてはしばしばつぶやいてきたが、保守を任ずる氏も同じ考えなのである。

     


 ニュアンス的に同調できないところもあるが、新自由主義が「社会的なもの」を破壊していること、生をも圧迫しだしていること、「実に不寛容な社会」化していることなどまさにその通りといえよう。しかし、経済学的にみて「その先」を見てない。こういう「不寛容な」自由主義が国民の格差拡大をも野放しにしているのである。
 私は、「悲観的になる必要はないのかもしれない」とは思っていない。社会主義革命というものをも歴史を充分に反省したうえでのアウフヘーベンした形ででも動き出さないものかと期待してさえいる。
 しかし、前号内田樹の知見に言う通り、現在のマジョリティにとって、「何が悪い?」、「違和感ないよ」、「自民党でいいじゃないか」、この状況では、“無理だね!”と悲観的になる方が多い。
 この世の中には自分たちのマス以外を「歴史的、空間的にも俯瞰的に見る」こと、個々の人間は決してロボットのように一律的なものでなく他人との間はもちろん自分自身でさえ「多面共生すること」、そのためにはやはり「哲学」、仏教哲学でも現代哲学にも言える知見・そして「行」が求められる。
 

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